逆流性食道炎(胸焼け)
逆流性食道炎ってご存知ですか?簡単に言えば胸焼けです。
近年、食生活の欧米化に伴い増え続けている疾患です。
ここ数十年の間に日本人の脂肪摂取量は2倍以上に増加しており、肥満や高脂血症とともに胃酸過多の人が増加しております。
皆様もお酒を飲みすぎた翌日や甘い物や油っぽい物を食べた後、胸や胃がムカムカした経験はございませんか?この他に「胸が焼けるように熱い」「喉に違和感がある」「胸がじりじりする」「味覚が変わった」「口の中が酸っぱい」などの症状はございませんか?
これらの原因の一つに胃酸の逆流が考えられます。
通常、胃酸はpH1〜3の強い酸性物質で食物の消化を助けています。胃は粘液と呼ばれるバリアで覆われているため傷つきにくくなっていますが食道にはバリアがありません。従って、胃酸が食道にまで逆流すると食道がただれたり過敏になったり上記のような胸焼けを中心とする症状が出て来ます。
ではなぜ、胃酸が逆流するのかということですが、胃と食道のつなぎ目には酸の逆流を防止する下部食道括約筋というものが存在します。これが緩んでくると酸が逆流しやすくなります。
この疾患を完治させる方法は、手術しかありません。ただ、現在は薬もどんどん良いものが発売され、胃酸を止めるお薬が治療の中心となっています。市販薬でもガスター10などが販売されており、胸焼けを中心とした症状を改善する事が可能です。
逆流性食道炎による症状
