妊娠中は薬を飲まない方がよい
薬によっては、胎児に重大な影響を与えるものがあります。特に、妊娠初期(妊娠2〜4ヵ月)は、赤ちゃんの形や臓器が作られる時で、薬の影響をいちばん受けやすい時期です。しかし、この時期を過ぎても出産までは、薬による影響がないとは言い切れません。
また妊婦自身にも影響があります。妊娠中の体内では、複雑な変化が起こっています。臓器の働きは、赤ちゃんを守るために、健康な人に比べて、弱くなりがちのため、妊娠中は、普通のときより副作用が強く出てしまうことがあります。
しかし、必要な薬を飲まずに妊婦の健康を損ねてはいけません。
以前より飲んでいる薬や妊娠中毒症の薬、便秘の薬など、必要な薬もあります。
妊娠中に薬を飲んだり今までの薬をやめたりする際は、自分で判断せずに必ず医師または薬剤師に相談しましょう。
授乳中も薬を飲まない方がよい
授乳中に母親が飲んだ薬の成分は、母乳中に移行することがあります。これは、薬を必要としていない赤ちゃんに、薬を飲ませているのと同じことです。
赤ちゃんの解毒機構や排泄機構は、未熟の上、生後1週間以内の新生児では、飲んだ母乳を代謝する能力が不十分です。さらに、薬に対する感受性も高いのです。
授乳中に、悪影響を与える薬をどうしても飲まなければならない場合は、薬を飲んでいる間だけ、授乳するのをやめれば、赤ちゃんに影響はありません。
授乳中も薬を飲んだり今までの薬をやめたりする際は、自分で判断せずに必ず医師または薬剤師に相談しましょう。